高齢者医療ケア

高齢者医療ケアー Geriatric Care ー

高齢者になると生活習慣病をはじめ、多くの疾患に罹患する有病率が高まってきます。そのため、複数の疾患に罹患することが多くなり、全ての病態を把握した包括的な管理が必要となってきます。
さらに老年症候群と呼ばれるような高齢者に頻繁にみられる諸症状（認知症、せん妄、虚弱フレイル、廃用症候群、低栄養、嚥下障害、転倒、尿失禁、便秘、脱水など）をきたすと、日常生活の質（QOL）や日常生活機能低下を来すことが多くなります。発症しても早期発見や治療評価が必要です。
 
高齢者では薬物に伴う有害事象が起こりやすく、多剤併用（特に6剤以上）となることも多く、予期せぬ相互作用も起こることがあります。さらには服薬に際して規則正しく服用することもできない状況となることも多いです。合剤の使用や一包化、さらには剤形の変更など服薬の簡便化が必要になります。
 
上記の点に当てはまることがあれば、お気軽にご相談ください。